2013.08.11 8月11日は、唯一の農薬散布です!
本日の一曲 やっぱりタツロー^^

早朝の神吉盆地です。時刻は6時頃でしょうか。
さすがに公認改造車を車庫から出すのは、はばかられたんで、
配達のお友達、スズキ エヴリー君を運転してきました。

たんぼに朝もやがかかって、まぁ、息を飲むキレイさです。
ホント、神吉と縁があって、良かったなぁ~



ナイス、発穂!米花粉症じゃなくて、良かったです^^
販売する側から見て、確実にテンション上がりますもんね。

朝日を浴びて、黄金色に輝いていますね^^
これは、テンション上がらない訳ないし~



ヤマハの業務用ラジコンへりで、唯一の農薬散布を確認せねば!

赤いフタのタンクにアミスタートレボンSEと言う、殺菌+殺虫をする薬剤が入れられてヘリコプターの両脇に装着されております。この薬剤も効能は、20日間で、収穫が行われる9月中旬には完全に無力化しています。
標高380mの高原なんで、低地よりはるかに害虫が少ないことに加え、当店契約農家は、稲の足元を細く成長させて、田んぼ全体の風通しを良好に保っているので、今回行われる散布で事足りてしまうんです。
もっと低地で、気温が高い環境だと、病害も出やすいんで、複数回の散布を行わないと、商品として出せないそうです。
ヌカを積極的に食べる、
玄米や分ヅキ米を販売するんですから、
唯一の農薬散布は見逃せませんよね。
今年も、見届けられました。
さて、今週の比較対象です。

風通し、大丈夫??
これだと、肥料いっぱい要るんですよ。
たくさん肥料やるから、根っこが、頑張って伸びないんですよね。
肥料の効きも、ムラがあるんですよ。

草刈りもだけど、足元、詰まりすぎ~
湿気、たまるし、イモチ病、だいじょうぶ?

赤茶けた畔は、除草剤で処理されてます。
この価値観の生産者の田んぼは、ご覧の通り、足元がギチギチに詰まった太植えがされています。
田植え後の、田んぼに出てくる水草や雑草は、除草剤で処理しますし、太植えなんで、倒伏はしませんが、同じ面積で比較すると、細く植えている松崎さんや石橋さんと比べると何倍もの量の肥料を入れねばならず、土壌は、慢性的な肥料過多に陥ることになります。
土壌に存在する肥料分は、穂が出終わるお盆くらいまでで「使い切られて」ないと、根っこから吸収されて、実であるお米に蓄積するんです。
当店契約農家は、少ない種で苗の一まとまりを構成する「細植え」なんで、施肥量を少なくして、「稲の上への成長が終わった」時点、つまり、発穂が完了したら土壌には肥糧分が残らない様にしてもらっています。
こうすると、実であるお米には、豊かに繁茂した葉が光合成で造りだす養分のみが溜まるというわけなんです。
少ない肥料で、まともに「上への成長」をさせなければならないんで、畔の草刈りや、たんぼに入っての水草取り、梅雨明けに、意識的に田んぼを干上がらせ、罅割れを起こさせての土壌への酸素の供給(中干し)などなど、石橋さんと、松崎さんは、まぁ、八十八手間なんです。
歩いて見て回れる距離なのに、この価値観の違いは、
ドンナモンなんでしょね。
今のところ、去年並みに順調ですね。
今年もおいしいの、期待できますよ~
長文読破、お疲れ様でした。
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