2013.09. 09 8月31日と9月7日の神吉 そろそろ稲刈り^^
本日の一曲 ←最近はまってるクラブジャズ^^

これ、9月7日の八木町氷室地区です。
この山の向こう側が神吉盆地です。
雨ですね。山にかかる雲が、イイカンジでしょ?
この地区も、けっこうお米作ってるんですね。
もう稲刈りが、始まってます。

こちら、いつもの石橋さんのお宅を背にして定点観測@9月7日。
ウチのお米じゃなんですが、けっこう「コケ」てますね。
このネタは後で・・・





さてさて、エライコトなご近所さん。



雨も降ってるんで、7日は、入念にコケてますね。
ウチの生産者の田圃は、当然ですが、コケてません。
何が違う?施肥の量が違うんですね。
肥料とは、稲が上に向かって伸びていき、
豊かな葉を茂らせて、
光合成で養分を作り出す事が可能になった時点で、
土壌に肥料分が「残っていてはならない」んです。
穂が出た段階で、
豊かに繁茂した葉脈が作り出す栄養素だけが
お米に貯蔵されます。
倒伏している田圃は、
穂が出ても、土壌に肥料分が残留しているんで、
根からダイレクトに肥料分が吸い上げられ、
窒素分がお米に蓄積されて、異様に米が膨張して、
重量が重くなりすぎて、
支えることが出来なくなって倒伏しているんです。
でもね、
お米の重さ自体は増してるんで、
売上的には増えるんで、農家には正解?
でも、味、モロに肥料の味がするんです。
苦いんですよ。
農協に出荷するんなら、
産地と品種で引き取り価格って、決まってるんで、
出来るだけ重くした方が、商売的には正解なんですよね。
オカシイでしょ~
石橋さんと、松崎さんのお米は、
出来るだけ少ない肥料で育てられてます。
本日時点で、土壌には肥料分、おそらくゼロでしょう。
これを実現するべく、
田植段階から
苗のひとまとまりを、少ない米粒で構成する
「細植え」を行う事で、
施肥の精度を上げているんですね。
石橋さんいわく
「肥料屋の言う通りやってたら、コケまくるで、ホンマ」と。
大体マニュアルの4分の1くらいなんですって。
でも、この施肥だと、
田圃の中の雑草取り、厳格にしないと、
稲に養分が回らないですよね。
ホント、手間は、増えるばかりなんでから。
このままでいくと、
年の作柄に匹敵する、いい食味が期待できそうです。
早く食べてみたいですわ。
長文読破、お疲れ様でした。
次も、美味いよ、神吉米。
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