2018.02.08 2018年2月8日ワイン通販.COMメルマガ
2月は、春の試飲会シーズンって事で、試飲会が、
あちこちで開催されています。今週のメルマガは、
月、火、水と3日続きであった試飲会の収穫から
紹介させてもらおうと思います。
月曜日は、大阪は八尾の酒類総合卸のワイン部隊
の試飲会でした。毎回かなりのアイテム数が出品
されます。今回は、297アイテムでした。スタ
ートが午前11時ですから、全部試飲することも、
出来なくはないんですが、夜の業務用の配達もあ
りますし、そもそも、当店に関係のない1000
0円を超えるワインなんかもあるわけでして、ま
ずは、価格で仕入れるか否かを分けまして、結局
66アイテムの試飲となりました。

↑こちら、新着のワインとの事です。酒屋は、星の数あるワインから、価格と味わいが釣り合ったワインを探し出し、お客様の要望に応じて説明提案していくのが本質だと考えておりますので、とにかく、試飲会は、可能な限り出向くようにしています。

シャトーマルス 甲州オランジュ・グリ
↑こちらは、今話題のオレンジワインです。オレンジワイン
とは、白ワインを造る品種を使って赤ワインを造るやり方で
仕込まれたワインです。
赤ワインは、果皮や、種子、軸なんかも搾った果汁と一緒に
して発酵をスタートしますが、白ワインは、果皮や種、軸な
どを分離して、果汁だけでアルコール発酵をさせるのが一般
的です。
オレンジワインは、ブドウを全房で破砕して、果汁に果皮、
軸、種子を触れ合わせた状態で仕込まれていくので、ワイン
に複雑なニュアンスが付くようになります。一般論として、
オレンジワインは、自然派の生産者が造っていることが多く
、酸化防止剤が使われることは、まずありません。そのため、
ワインの品質が不安定であることがあり、還元臭(納豆の様
な匂い)がする事も稀にありますが、こちらのワインには最
小限ですが酸化防止剤が使われているので、クリアな味わい
になっています。
価格もお手頃なので、試飲会の会場から携帯電話で発注して
しまいました^^
ま、飲んで下されれば「この味わいと香りなら、衝動発注も
あるわな~」とご理解いただけるかと。

くずまきワイン さくらワイン
こちらは、岩手のワイナリーの山葡萄を交配した3種のブド
ウを使ったロゼになります。商品名のさくらワインは、色
合いが桜っぽいからって、普通思うでしょ?どっこい、こ
いつは、なんと、桜の花から抽出した酵母を使ってアルコ
ール発酵をさせたワインなんですよ~ ←桜の酵母って聞
いた瞬間から、仕入れる気、満々でした(大笑)
ほんのり香る桜の香り。一度飲めば、きっと誰かに言いた
くなることウケアイです^^

こちらは、まだ仕入れておりませんが、大文字屋の心をワシヅカミにしたワインです。スペインはカリニェナって地区のワインになります。ブドウ品種名もカリニェナなんですが、あんまりワインになってる実物を目にする機会も無いんですよね~樽熟をかけたことがよくわかるロースト香とスパイス感が、飲みごたえ感を上手く演出してくれてました。価格も当店向きなんで、仕入れることにします。

こちらは、スペインのフミージャ地区のワインになります。品種は、モナストレル100%です。フランスなら、ムールヴェードルって呼ばれる品種ですね。どちらかと言うと、主役を張る品種でなく、シラーなんかのアクの強すぎるワインにブレンドされて、その印象をマイルドにするために使われる品種だったりします。このワインのモナストレルは、しっかり主張してましたねぇ~真っ赤な花の香りの奥にベリー香や、タバコ、なめし皮のニュアンスも感じ取れました。このあたりが菌類のニュアンスなんですよね。トリュフって表現もアリでしょうね。口の中で温度が上がるとリコリスの甘さに樽材由来の苦味が絡んで、なかなかの複雑なフィニッシュとなります。安いんですがねぇ~、ホント複雑な味わいと香りのワインでした。これも、近々仕入れる予定です。

こちらは、イタリアはプーリアのネグロアマーロです。グラスから香ってくる赤い花の香りにノックアウトされました。口に含むと、ジューシィーな果実味がブワッと広がります。1200円ですよ、こりゃ、買いでしょう。近日中に仕入る予定です。

ヴァイン イン フレイム シャルドネ
こちらは、インポーターが変わりまして、ルーマニアのシャ
ルドネになります。なんとなくですよ、何となく^^最近名
前をよく耳にするジョージアワイン(←チト高額)と一緒く
たにして、勝手にウチに関係ない価格であろう・・・なんて
思ってましたが、実物は1500円と!?こりゃ、ウチのシ
ゴトですやんか~とテンションも高らかに、試飲した次第で
す。
結論は、ノックアウトされまして、仕入れまして、すでにサ
イトに登録も済ませた次第です^^
ワインラヴァーの方々の「話題性」としてのルーマニアって
のも、まだまだ珍しいんで、アリかと思うんですが、飲んで
いただければ、そんな浮ついたモノでなく、しっかり美味し
いワインだと解っていただけると思います。厚みのある味わ
いのシャルドネです。ウマイですよ~

シャトー プピーユは、↑このワインのいわゆる「セカンド」
になります。さて、こちらのプピーユですが、大文字屋が酒
屋専業になりだした17年前に試飲会で飲んで、あまりの収
斂した酸とゴリゴリのタンニンで、ボルドーのシャトーワイ
ンを毛嫌いするトラウマになったワインなんです。
しかし、ここ最近のボルドーの美味しい価値観も大きく変わ
りまして、果実味推しになっています。試飲したこのワイン
も、フレンドリーな果実味が前に出た味わいでした。
実際に仕入れたシャトー プピーユは、プピーユのセカンド
で、試飲会には出ておりませんでした。じゃ、なぜ仕入れた
の??? ←こちらは、リピーターのお客様からのリクエス
トだったからです。実際に試飲していませんもので、試飲コ
メントは入れておりません。複数本仕入れておりますので
、一本をロングランテイスティング用として抜こうと思いま
す。プピ-ユが美味しかったんですから、セカンドも美味し
いと思います。
ま、ワイン売るなら、飲まなきゃイカンですよ^^
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今週は、こんなところで。
最後までお読み下さり、誠に有難うございます!
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掲載ワインを最低1本ご注文いただきまして、お好みのワイ
ンを5本注文いただき、合計6本から送料無料を承ります。
ご注文は、当サイトからお好みのワインを注文いただいて、
レジを通過していただきます。
自動で送られてくる受注確認メールには、運賃が入ってお
りますが、出荷時に訂正致しますので、ご安心を。
6本にとらわれないで、例えば7本とかでも大丈夫ですし、
24本までなら、同一梱包で処理できますんで、6~24本
でご注文くださいませ。
(北海道500円、沖縄300円別途送料)
(総重量が30kgを超える場合は、24本より少なくなりま
すのでよろしくお願いします。)
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