2020.04.21 シチリアのグリッロ、魚と合わせても大丈夫!

ロチェーノ グリッロ 750

グリッロは、心地よい苦味が、終始感じられアフターがスキッと切れる感じ。

ホッケとシチリアのグリッロ。

香りは、花梨やアプリコットなんかの黄色い果肉を待つ果物のイメージですね。花っぽいニュアンス、キンモクセイの香りのイメージも感じられ、けっこう複雑で豊かな香りを堪能して、ワインを口に含むと、すっきりした辛口で、口の中で温度が上がってくると果実の旨味がじんわり開きます。

全体として優しい濃度を感じる旨味と果実甘さが前に出ていますが、それを引き締める心地よい苦味が、終始感じられアフターがスキッと切れる感じですね。

味わいを引き締める苦味が、ホッケの脂の旨味と、少し焦げたところの香ばしさやほろ苦さとも絶妙なコンビネーションです。

焼き魚とワイン、いいですねぇ。

ワインと魚を合わせるときは、酸化防止剤の添加具合に注意が必要です。

酸化防止剤として使われる亜硫酸塩は、魚の生臭さに反応し臭みを倍増させてしまうからです。

さて、このグリッロは、いかに??→ご安心ください、生臭く感じませんでした。

ホント、安いワインは、飲まなきゃ怖くて売れません。

税込み1000円を切った価格でこの味わい。そりゃ某雑誌の安・ウマ大賞も獲るわけだ^^

文句なしにウマイです、ハイ。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。