2020.09. 18 ジャン・クロード・マス カベルネレゼルヴ750ml
ポールマスって生産者のワインです。ここのワインの特徴は、ビンテージごとの味わいの変化が少ない事でしょう。どのビンテージも安定した味わいです。
カベルネで出来てるんですが、カベルネならオヤクソクのカシスっぽい香りやベリー系の果実香のニュアンスが無いんですよね。代わりに、腐葉土、カカオ、タバコ、エスプレッソと、なんだかボルドーのメルローみたいな印象を受けます。
口に含めば、どっしりした、果実感、煮詰めたようなと表現したくなる凝縮感を覚えます。
どっしりした味わいに絡む樽の香りとバニラのニュアンスが、なんともリッチなワインです。一般論として、焼いた肉を合わせるんでしょうが、個人的には、餃子、青椒肉絲、パプリカと茄子のみそ炒め、野菜の主張が強めな料理を合わせたいですね。
野菜の青っぽさとワインが出会うと、ワインの味わいの奥底に隠れていた味わいの要素を顕在化してくれるので、味わいのボリュームが大きく感じられます。
重たい赤ワインと野菜、お試しあれ。
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