【2020.03.15】バラの香りと白胡椒の香りの苦み走った赤!これはインパクト大!!
ボデガストリデンテ ゴタデアレーナ
スペインは、カスティージャのテンプラニージョ100%です。
注いで即は、スパイシーなど香りで、そう、白胡椒のようなニュアンス。
口に含めば、絹のようなタンニンと、チリチリしたミネラルの苦渋が感じられます。
少しスワリングして空気と馴染ませると、バニラのニュアンスが、香りと味わいに出てきます。
ここで、いつもの展開だと、バニラ甘くなるんですが、このワイン、バニラなニュアンスを感じるのにドライなんです。
そう、甘く無い。
空気と馴染むとタンニンは、柔らかく解ける筈ですよね。
どっこい、こいつは解けません。薔薇の花びらを口いっぱいに頬張っ(←そんな事してる人見たことない)たような渋、花梨の後味みたいな渋かな?
この渋は、ちょっと高級な感じ。
しかし、全く甘くならない。口の中は、ギリギリでココチヨイと言える渋みに占領されてます。
後味に残る渋の占領は、45秒ほどで解除されます。
1分くらいであらかたの渋さが消え去ります。
この感覚も不思議。
これ、面白いし、興しろい。