産地:マールボロウ地区
品種:ソービニオンブラン100%
キラキラした柑橘香がまぶしい。そんなワインです。最近の流行りなんでしょうか、タマネギを思わせるレモングラスのニュアンスも程よく感じられます。魚のフライやてんぷらなど、油のニュアンスのある料理と合わせるのが王道だと思うんですが、当店は、野菜との相性を提案しますね^^熱の入って甘くなったトマト、ナスや、小松菜の青っぽいニュアンスとかが、ワインと出会うと、味わいの奥底に隠れている野菜のニュアンスを顕在化してくれて面白いですよ^^
2809 グローブミル ソービニヨンブラン 750ml


スパイシーで爽やかな白ワインには、野
菜炒めが合いますよ~
今回の主役は、小松菜ですね。54歳と
もなると、若い頃よりあきらかに代謝が
落ちてます。それでも、30歳ぐらいの
頃食べていたような内容の食事をとり続
けていれば、当たり前のように体重増で
すよね。そこで、こんな感じの野菜主体
な食習慣となっております。
調理で一番大切にしていることは、ひと
つの皿の中にある全ての具材がアルデン
テに火が通っていることですね。それを
実現するために、火の通り具合で具材を
3つのグループに分けて、時間差で調理
しています。
上の画像は、この調理のベースとなる調
味液です。フライパン上の左から、フラ
イドオニオン、乾燥タマネギ、麻辣醤、
花椒辣醤、粉チーズ、ニンニク塩麴、サ
ムジャン、グリーンカレーペースト、カ
レーパウダー、マヨネーズ、ハラペーニ
ョソース、黒酢、に水を250ml加え
てよく混ぜて沸騰させてから、時間差で
加熱していきます。
オイルコーティングした具材を沸騰した
調味液に投入すると、表面の温度が急上
昇して、油通しをしたようになり、旨味
を具材から逃がさないようにしてくれま
す。
元になっているレシピは、五十嵐美幸シ
ェフの青梗菜炒めです。
ひとつの皿の中にあるすべての具材がア
ルデンテに仕上がる調理法です。
グループ。タマネギ、ゴボウです。厚揚
げは油の旨味の素なので、早い段階から
入れておきます。
加熱時間は、のべ4分ですね。
一番火の通りの遅いグループを2分加熱
したら、小松菜の軸と茄子を入れます。
こちらの加熱時間は、のべ2分になりま
す。
小松菜の軸と茄子を1分加熱したら、次
のグループを加熱します。こちらは、1
分です。加熱が終わったら、取っ手付き
のザルを使って、調味液と具材を分離し
ます。分離した調味液を詰めて、少しだ
け焦がして香ばしさの演出をします。
ここに分離していた具材を戻して、よく
絡めて完成となります。
こうすることで、柔らかな小松菜の葉っ
ぱも、硬いごぼうやタマネギも適切な火
の通り具合となり、歯ごたえもおいしさ
の要素として扱えるようになます。
今回の主役は、エグみのある野菜の最右
翼、小松菜です。
このエグみを美味しさとして扱えるよう
に調教するには~
私見ですが、カレーパウダーが一番効く
と思います。いつもより多めに使ってい
ます。
カレーのターメリックのニュアンスが感
じられなくなるのと同時に小松菜のエグ
みも消えてしまってます。
ほうれん草が主役の時も多めのカレーパ
ウダーです。ほうれん草については、入
れすぎちゃうと、カレー感が前に出すぎ
ますので、注意が必要ですね。
¥1,680
在庫切れ