☆ザクっと味わい☆
キンキンに冷たくして
飲み始めて下さい!
ワインが冷たいと、適度なミネラルの苦渋が、
唾液腺を刺激して食欲がわきます。
温度が上がリ始めると、ぶどうの旨味が炸裂
です^^
合わせたい料理は、豚、鶏、魚を
デミグラ以外で味付たもの。
白身魚のフライ、鶏の唐揚げ、
クレソルを使った炒め物など。
下の画像にはクックパッドのレシピへのリンク
を貼ってますんで参考にして下さいね~
実は、このワイン、大文字屋が、一番好
きな類の白だと思います。
白ワインを時間かけて熟成していく方法
論って、ザックリ分けると樽熟成かシュ
ール・リーだと思います。
あくまで、ザックリね^^
樽熟成は、樽材に出来ている微細な穴か
ら酸素が樽に入り、ワインを酸化熟成し
ていくのと、木材由来の樹脂成分がワイ
ンに溶けだして味わいの奥行きを与える
のに対し、シュール・リーは、ステンレ
スタンクで熟成されていきます。
空気や、樽材のニュアンスも存在しない
シュール・リーの味わいに奥行きを与え
る要素は、澱なんです。
ワインの澱とは、破砕され搾汁された果
汁と。果皮、果肉にアルコール発酵の際
にできた酵母の死骸等です。
熟成初期段階では、雑味でしかなく、硫
化水素臭も伴うんで、すっきりした味わ
いを好むワインは、アルコール発酵終了
後、直ちにワインと澱を分離します。
さて、初めは厄介者の澱ですが、一定の
期間、大体3カ月くらいですね、を経過
すると菌類の集合体である澱が自己分解
しアミノ酸に変化し始めます。
シュール・リーは、このアミノ酸を旨味
としてワインにまとわせているんですね。
冷たい時のシャープな切れ味から、温度
が上がりだし、グレープフルーツを思わ
せるボリューム感のある旨味がグワッと
立ち上がってくるんです。
これぞ、シュール・リーって感じです。
白はとにかく、
ヒエヒエから飲み始めてくださいね。